アフターピルを安く買う方法は？産婦人科・通販で比較！相場の違いまで徹底解説

「アフターピルを安く買う方法は？」

アフターピルは性行為後の緊急避妊薬として広く知られており、妊娠回避率は98～99％と高いものの、どこで買うのが一番安いのか悩む人も多いでしょう。

結論から先にいうと、アフターピルの値段相場は8,000円～15,000円です。

アフターピルは保険適用外なので、オンラインでも産婦人科で処方を受けても値段に大きな差はありません。

この記事では、購入先別アフターピルの値段相場やピル以外にかかる費用などを紹介します。

本記事は、厚生労働省刊行の緊急避妊薬ファクトチェックに基づいて作成をしています。医師の処方箋なしの並行輸入品や個人輸入品で販売される海外製品は副作用や臨床的に実証された避妊効果がない可能性もあるため、必ず医師の診断のもと服用をしましょう。当サイトの記事はコンテンツ制作ポリシー・広告掲載ポリシーに基づき制作しています。また、ランキンの作成にはオンラインピル診療利用状況と満足度調査の分析概要2024年下半期-ピルクリニックの調査結果を参考にしています。

アフターピルの料金はいくら？値段比較一覧！相場を解説

アフターピルの料金は、種類や購入場所によって異なりますが、一般的に8,000円～15,000円程度です。

アフターピルと一口に言っても薬の種類が異なります。

産婦人科で購入するアフターピルの値段相場

産婦人科で購入するアフターピルの値段相場は、8,000円～20,000円程度です。

オンライン診療と比較すると送料がかからないため、比較的安くアフターピルを購入できます。

アフターピルの種類は産婦人科によっても異なりますが、大きな違いはありません。

他の購入場所と比較すると安い傾向にあるため、安いアフターピルを求めているならお近くの産婦人科を受診して相談してください。

オンライン診療で購入するアフターピルの値段相場

オンライン診療で購入するアフターピルの値段相場は、8,000円～15,000円です。

アフターピルは診察料込で提供しているところが多く、クリニックやサービスによって値段が異なります。

また、オンライン診療の場合は薬を自宅に郵送してもらうための送料がかかることも覚えておきましょう。

送料は550円程度が一般的ですが、送料無料で提供しているオンライン診療クリニックもあります。

ドラックストアでアフターピルを購入することはできない

安いアフターピルを求めてドラッグストアや薬局での購入を検討している人もいると思いますが、基本的にドラッグストアや薬局でアフターピルを購入することはできません。

2023年11月より、一定の条件を満たした全国145施設にてアフターピル（緊急避妊薬）の試験的な販売が開始されました。（緊急避妊薬のスイッチOTC化に係る環境整備のための調査事業　結果報告書 -厚生労働省)

ですが、対象の145施設以外でアフターピルは購入できず、アフターピルを購入するには、医師の診療を受ける必要があります。

また、購入したい場合は事前に電話やアンケートが必須で、処方まで時間がかかってしまうことも考えられます。

そのため、産婦人科等の医療機関やオンラインクリニックで処方を受けることがおすすめです。

＞＞アフターピルは薬局（マツキヨ・ツルハ）で買える？誰にも会わずにすぐに購入する方法

個人の通販サイトではアフターピルを絶対に購入しない

アフターピルのオンラインは厚生労働省でも推奨されており、安全に利用できます。

ただし、個人の通販サイトや海外から輸入したアフターピルを販売しているようなサイトでは絶対に購入しないでください。

通販でのアフターピルは日本国内では認められていません。

また、通販で購入しても、時間がかかってしまうことにより、必要なタイミングで使用できないデメリットもあります。

アフターピルの料金以外でかかる費用はいくら？予算2万円を用意しておくと安心

アフターピルの料金以外に診察代や処方箋代、送料などの費用のために、2万円程度用意しておくと安心です。

アフターピルは自由診療のため保険が適用されず、クリニックによっても価格が異なります。

アフターピルの診療料は750円～1,700円

アフターピルの診察料はクリニックやオンラインサービスによって異なります。

エニピル	無料
エミシアクリニック	750円
クリニックフォア	1,650円
ソクピル	無料
スマルナ	1,500円
メデリピル	1,650円
マイピルオンライン	1,650円

診察料が無料のところもあれば、1,650円かかるクリニックもあります。

また、クリニックよっては土日祝だと平日よりも診察料が高くなるところもあるため、事前に確認しておきましょう。

送料（無料～9,900円）

アフターピルの送料は、オンライン診療サービスによって異なります。

エニピル	550円
エミシアクリニック	750円
クリニックフォア	550円／回
ソクピル	通常：825円 エクスプレス便：9,900円
スマルナ	無料
メデリピル	無料 当日便：3,850円（23区のみ）
マイピルオンライン	通常便：770円 バイク便：8,690円（23区のみ）

価格には、診察料や処方料が加算される場合があり、総額はクリニックやオンライン診療によって異なります。

交通費（オンラインクリニックなら無料）

当然ですが、オンラインクリニックならスマホがあればいつでもどこでも診療を受けられるため、交通費はかかりません。

産婦人科を受診する場合も、電車やバスなどを使わなければ交通費がかかることはありません。

ですが、クリニックが少し遠い場所にある場合、交通費が必要です。

近くの産婦人科なら電車やバスで往復でも1,000円以内に収まるケースが多いですが、地方にお住いの方の場合はもっとかかるケースもあります。

アフターピルの保険適用内・保険適用外の違い

アフターピルは避妊目的のため、保険適用外です。

一方、月経困難症や子宮内膜症の治療に伴う低用量ピルや超低用量ピルは、医師の判断が必須条件ですが保険適用になります。

アフターピルは保険適用外の処方のみ

アフターピルは購入場所に問わず、保険適用外です。

アフターピルはそもそも低用量ピルやコンドームなどの避妊で失敗した性行為の後に服用するもので、妊娠を防ぐ効果があります。

アフターピルは、治療目的ではなく避妊目的として処方されるため、どこで購入しても保険適用外となります。

そのため、保険証は不要です。

3割負担で比較している場合は予算オーバーになる可能性もあるため、注意しましょう。

避妊目的のピル処方は一律保険適用外

アフターピルに限らず、避妊目的でピルを処方してもらう場合には、一律保険適用外となります。

保険適用内にする場合には『治療目的』として服用されるピルのみ処方が可能です。

保険適用で処方してもらうピルは、主に治療を目的として作られており、避妊効果の臨床実験が不十分なため、避妊目的として服用することはできません。

避妊目的でピルを服用する場合には、ピルの種類問わず保険適用外と考えておきましょう。

アフターピルを安く購入して当日受け取る方法

安い値段ですぐにアフターピルを処方してもらうには、以下の方法があります。

アフターピルを購入する方法は『産婦人科』か『オンラインクリニック』

アフターピルの処方は必ず医師の診療を受ける必要があるため、産婦人科かオンラインクリニックでしか受け取れません。

アフターピルは緊急避妊薬で、医師の診察が必要な薬です。

産婦人科では医師のカウンセリングを受けなければ処方してもらえないため、オンライン診療を利用するのも良いでしょう。

オンライン診療では、スマートフォンやパソコンで診察やピルの処方を受けられます。

診察は電話やビデオ通話、チャットなどで行われ、処方されたアフターピルは自宅に郵送されます。

アフターピルを今すぐ受け取るなら産婦人科・レディースクリニックがおすすめ

アフターピルを今すぐ受け取りたいなら、産婦人科・レディースクリニックがおすすめです。

産婦人科・レディースクリニックなら、予約に空きがあれば当日に診察を受けて、その日のうちにアフターピルを受け取れます。

オンラインクリニックでも当日配送に対応しているところもありますが、地域が限られたり、今すぐ受け取りたい人には不向きです。

近くに産婦人科・レディースクリニックがあり、予約に空きがあるなら受診して医師に相談しましょう。

アフターピルを誰とも会わずに当日購入するならオンラインクリニックがおすすめ

誰とも合わずにアフターピルを購入したい人や、アフターピルの購入の相談に抵抗がある人は、オンラインクリニックがおすすめです。

オンラインクリニックならスマホで簡単に医師との診察を受けられて、誰とも合う必要はありません。

診察も画面越しや電話で行われるため、対面での緊張感もないでしょう。

安いアフターピルを購入できる場所に関するQ＆A

最後に、安いアフターピルを購入できる場所に関するよくある質問に回答していきます。

アフターピルはドラッグストアで買えますか？

2025年1月時点、ドラッグストアや薬局ではアフターピルは購入できません。

ですが、2023年11月より、一定の条件を満たした全国145施設にてアフターピル（緊急避妊薬）の試験的な販売が開始されました。（緊急避妊薬のスイッチOTC化に係る環境整備のための調査事業　結果報告書 -厚生労働省)

対象の145施設がお住いの近くにあるなら、購入すること自体は可能です。

ただし、事前のアンケートや電話、研究への協力が必須となっているため、参加できない人はオンラインピルがおすすめです。

産婦人科でピルだけもらうといくらですか？

産婦人科でピルだけをもらう場合の費用は、クリニックによって異なります。

アフターピルの値段相場は8,000円～15,000円です。

ピルだけもらうにしても、診察は必須なので初診料などがかかります。

アフターピルは早く飲めば効果ありますか？

日本で認可されているアフターピルでは性行為から72時間以内に1錠を服用しますが、飲むのが早ければ早いほど効果が高く、12時間以内に服用すれば99%以上の確率で避妊できることがわかっています。

避妊失敗からアフターピルを飲むまでの時間	妊娠する確率
直後から12時間以内	0.5％
13時間から24時間以内	1.5％
25時間から36時間以内	1.8％
37時間から48時間以内	2.6％
49時間から60時間以内	3.1％
61時間から72時間以内	4.1％

即日届くアフターピルのおすすめオンラインは？

即日届くアフターピルのおすすめオンラインクリニックは、「エニピル」です。

エニピルは東京23区以内なら最短60分でアフターピルが届き、当日にピルを服用できます。

関東圏外でも最短で翌日到着が可能なため、スピードと価格のバランスを取りたい方に向いています。

＞＞アフターピルオンラインおすすめ通販7選【医師監修】即日・安いネットでピルを買えるクリニックを比較

アフターピル処方はオンライン診療がおすすめ

アフターピルは産婦人科やオンラインクリニックで購入できますが、保険適用外のため値段の差はほとんどありません。

購入前には費用や安全性を確認し、自分に合った方法を選びましょう。

緊急時に備え、事前に情報を把握しておくことが大切です。

適切な対策で心と体の健康を守りましょう。