アフターピル(緊急避妊薬)の値段相場はいくら?種類ごとの相場や保険適応外の理由についても解説!

アフターピル_値段

アフターピルの値段はいくら?」

アフターピル(緊急避妊薬)は、性行為後の緊急避妊手段として広く使用されており、その妊娠回避率は98~99%と高いものの、値段や入手方法、保険適応関連に関して、不明な点が多いでしょう。

アフターピルには複数の種類があり、それぞれに応じた値段相場や効果、服用方法があります。

結論として、アフターピルの価格は種類によって異なり、レボノルゲストレルでは約8,000円~11,000円エラワンでは約9,000円~20,000円が相場となっています。

ピルクリニック編集部

保険適応外である理由についても詳しく解説しながら、アフターピルの選び方や費用について、わかりやすくご紹介します。

この記事の要点
  • アフターピルの値段相場は8,000~15,000円
  • 緊急避妊で最も値段が安い方法は中用量ピルを利用したヤッペ法で3,000~5,000円
  • アフターピルはオンラインクリニックか対面診療かで値段に大きな差はない

本記事は、厚生労働省刊行の緊急避妊薬ファクトチェックに基づいて作成をしています。医師の処方箋なしの並行輸入品や個人輸入品で販売される海外製品は副作用や臨床的に実証された避妊効果がない可能性もあるため、必ず医師の診断のもと服用をしましょう。当サイトの記事はコンテンツ制作ポリシー広告掲載ポリシーに基づき制作しています。

目次
おすすめのアフターピル処方クリニック:エニピル

エニピルは、120時間有効なアフターピルが9,980円(税抜)で処方可能です。

待ち時間ゼロで予約不要なので、急にアフターピルが必要な場面でもすぐに相談できます。

5分程度の問診票への回答をした後、30分以内に医師のオンライン診療を受けることが可能です。

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アフターピル(緊急避妊薬)の相場はいくら?どこが一番安いか解説!

アフターピル(緊急避妊薬)の費用は、購入する場所やピルの種類によって大きく異なります。

通常、オンラインクリニックや病院で処方されるアフターピルの相場は、8,000円~15,000円ほどが一般的です。

ピルクリニック編集部

特に、処方されるタイミングやクリニックの場所によって価格が変わるため、事前に複数の医療機関を比較することが大切です。

アフターピルを最安値で手に入れるためのポイント

結論、アフターピルはオンラインクリニックや婦人科・レディースクリニックで手に入ります。

オンラインクリニックは、婦人科・レディースクリニックでは費用がかからない送料がかかりますが、病院では処方箋料がかかるため、各手段のアフターピル代に大きな差はありません。

アフターピルを最安値で安全に手に入れたい場合は、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • オンライン診療を活用する:5~10分で手軽に診察が受けられ、対面診療よりも安く済むことがあります。
  • 時間に余裕がなければ病院にいく:オンライン診療は、通常配送の場合、アフターピルが届くのは最短翌日です。
  • ヤッペ法で避妊をする:リスク行為後72時間以内に12時間おきに計2錠の中用量ピルを服用する方法です。1回で3,000~5,000円で緊急避妊を行うことができます。
ピルクリニック編集部

病院のアフターピルは、即日で確実にアフターピルを手にできますが、近くに病院がない・病院で価格が公開されていないなどの場合も少なくありません。

その場合には、あらかじめ病院に確認をした上で比較をしましょう。

アフターピルは処方箋がないと購入ができない、処方箋医薬品です。処方箋なしで購入できる個人輸入は、多くの場合、有効性や安全性が確認されていない海外製のアフターピルを販売しています。このように処方箋なしで購入された未認可の薬品は重大な副作用が出ても国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となるので、個人輸入での購入は避けましょう。

アフターピルはドラックストアで購入できる?

2024年10月現在日本においてアフターピルは一般的なドラックストアや薬局で購入することはできません。

試験的販売により一部ドラックストアや薬局で購入することはできます(全国145施設)が、研究の一環での販売のため、対象者に当てはまること・研究への協力が必須となっています。

例えばドラックストアなら、マツキヨは岡山市平和町店 1店舗、ツルハは旭川大町3条店 1店舗が対象となっています。

詳しくはアフターピルは薬局・マツキヨ・ツルハで買える!誰にも会わずにすぐに購入する方法

※アフターピルの薬局・ドラックストアの購入を行いたい場合は→緊急避妊薬試験販売公式サイト

→ 他のよくある質問を読む

アフターピルはどれを選べばいい?効果・副作用

アフターピル_効果

一般的にアフターピルは、妊娠回避率*は98~99%、妊娠阻害率*は80%と高い効果を持ちます。

アフターピルにはいくつかの種類があり、それぞれ効果や副作用に違いがあります。

緊急避妊が必要な状況では、どのアフターピルを選べばよいかを理解しておくことが重要です。

まとめると、アフターピルはリスク行為後にすぐに診察ができる場合はレボノルゲストレル、すぐに診察ができない場合にはエラ・エラワンを選ぶことがおすすめです。

ピルクリニック編集部

ここでは、主要な3種類のアフターピルについて、その特徴を解説します。

アフターピルの種類別の効果・副作用

レボノルゲストレル

ノルレボ・レボノルゲストレル

レボノルゲストレルは、もっとも一般的に使用されているアフターピルの一種です。

避妊効果を発揮する時間が24時間以内が最も効果的とされていますが、72時間以内(3日以内)に服用することで、緊急避妊として高い効果を発揮します。

項目内容
効果排卵と着床を防ぎ、妊娠を防止。
服用が早いほど効果が高い。
副作用一時的な吐き気、頭痛、めまい、倦怠感など。
月経周期が乱れることがある。
費用8,000円~10,000円程度
レボノルゲストレルの効果・副作用・費用

レボノルゲストレルは、副作用が少なく、すでに多くのクリニックや薬局で提供されているため、手軽に入手できる点が特徴です。

ただし、レボノルゲストレルは服用の時間が遅れれば遅れるほど、効果が低くなるので早めの服用が必須となります。

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レボノルゲストレルは、国内で承認されている唯一のアフターピルで、国内製の場合は重大な副作用があった場合にも医薬品副作用被害救済制度の対象内となります。

エラ・エラワン(ウリプリスタル)

アフターピル_エラワン

エラ(ウリプリスタル)は、レボノルゲストレルよりも新しいタイプの海外製アフターピルで、120時間以内(5日以内)の服用でも効果を発揮します。

妊娠を防ぐための効力が高いとされ、レボノルゲストレルでは十分な効果が期待できない場合に推奨されることがあります。

項目内容
効果排卵を抑制と着床を防止し、妊娠のリスクを軽減。
120時間以内であれば、服用が遅れても高い避妊効果を維持できます。
副作用吐き気、不正出血、頭痛、月経の遅れが一般的。
副作用はレボノルゲストレルと大きな差はない。
費用約10,000円~15,000円
エラの効果・副作用・費用

エラは、より広い時間帯での服用が可能なため、遅れてしまった場合でも選択肢として有効です。

エラは国内未承認薬ですが、アメリカ食品医薬品局(日本の厚労省のような機関)にて効果や安全性が承認されており、欧米では一般的なアフターピルです。

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海外製のため、取り扱いのある病院は限られています。病院に行く場合は、事前確認をしましょう。

プラノバール

プラノバール

プラノバールは中用量ピルとして知られており、避妊以外にも月経不順やホルモンバランスの調整目的で使われることがあります。

緊急避妊のために服用する場合、72時間以内に2回服用します。(ヤッペ法)

アフターピルよりも安価で緊急避妊ができますが、避妊の効果と強い副作用がデメリットです

項目内容
効果排卵を抑制し、ホルモンの働きを制御。
他のアフターピルに比べて効果が劣るため、できるだけ早く服用する。
副作用吐き気、頭痛、乳房の張り、月経不順など。
ホルモン量が多いため、副作用が強く現れる場合があります。
費用約3,000円~5,000円
プラノバールの効果・副作用・費用

プラノバールは、中用量ピルであり、避妊目的以外にも使われるため、ホルモン治療や月経調整を目的にしている方に適していますが、副作用が強い点には注意が必要です。

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効果や副作用の観点から、病院から推奨されることは少ない方法です。値段の面でネックな場合は医師に相談をしましょう。

アフターピル(緊急避妊薬)の値段相場一覧

アフターピルの価格は、薬の種類や処方される場所によって異なります。

結論、最も一般的なレボノルゲストレルは8,000〜11,000円、先発薬であるノルレボは9,000〜15,000円が相場です。他に海外製のエラは9,000〜20,000円、ヤッペ法のプラノバールは3,000~5,000円が相場です。

全体として、アフターピルには8,000円〜20,000円程度はかかるとみて良いでしょう。

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以下に主要なアフターピルの値段相場を示します。

ノルレボの値段相場は9,000〜15,000円

ノルレボは、緊急避妊薬として広く使用されており、72時間以内に服用することで避妊効果を発揮します。

ノルレボの通常の価格帯は、9,000円〜15,000円であり、処方するクリニックや薬局によって若干の違いがあります。

後発薬(ジェネリック)であるレボノルゲストレルの方が若干低価格です。

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ノルレボは、海外製ジェネリックも取り扱っているクリニックもあり、海外製ジェネリックの場合は8,000円程度で手に入る場合もあります。

レボノルゲストレルの値段相場は8,000〜11,000円

レボノルゲストレルは、ノルレボと同じ成分を含む後発薬で、同様に72時間以内の服用が推奨されます。

レボノルゲストレルは価格は少し低めで、8,000円〜11,000円ほどで提供されています。オンラインクリニックなどでも取り扱いが多く、手軽に入手できることが特徴です。

レボノルゲストレルはノルレボのジェネリックのため、ノルレボよりも安価で手に入る場合が多いです。

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効果や安全性はノルレボ同様、臨床試験が十分に行われている国内承認薬です。

エラ・エラワンの値段相場は9,000〜20,000円

エラや、エラワン(ウリプリスタル)は、120時間(5日以内)の服用が可能なアフターピルで、服用後の時間が経過しても比較的効果が持続するため、後から服用する場合に適しています。

エラや、エラワンの価格帯は9,000円〜20,000円と、他のアフターピルに比べてやや高めですが、遅れて服用する際には有効な選択肢です。

ノルレボ等よりも効果が発揮される時間が長く、診察が遅れてしまった場合におすすめです。

医師が厚労省の指導のもと個人輸入を行う薬剤のため、取り扱っているクリニックが限られています。

ピルクリニック編集部

確実性を考慮するのであれば、オンラインクリニックの利用がおすすめです。

プラノバールの値段相場は3,000〜5,000円

プラノバールは中用量ピルで、避妊目的で使用されるほか、月経調整などのホルモン治療にも用いられます。

緊急避妊として使用する場合には、服用方法に注意が必要で、72時間以内に12時間ごとに2回に分けて服用することが一般的です。

プラノバールの価格は他のアフターピルに比べて安く、3,000円〜5,000円ほどです。

ピルクリニック編集部

アフターピルの値段の安さにこだわりたい場合におすすめです。強い副作用と、アフターピルよりも効果が劣ることに要注意です。

アフターピル(緊急避妊薬)はどこで買える?

アフターピルは、緊急避妊が必要な際に速やかに入手する必要があるため、入手先を事前に知っておくことが重要です。

結論、アフターピルは婦人科・オンライン診療・一部の薬局(全国145施設)で購入ができます。

ピルクリニック編集部

ここでは、アフターピルを入手できる主な場所をご紹介します。

産婦人科・レディースクリニックでの診療

産婦人科クリニックや病院での診療は、アフターピルを入手する最も確実な方法の一つです。

医師の診察を受けた後、その場でピルを処方してもらえるため、確実かつ安全に避妊薬を入手できます。

診察料・処方箋料が発生しますが、医師に直接相談しながら最適なアフターピルを選べるメリットがあります

多くの医療機関では、72時間以内に服用が推奨されるレボノルゲストレルを処方することが一般的です。

ピルクリニック編集部

診察予約や、待ち時間が発生することがデメリットです。急なトラブルで診察にいけない場合にはアフターピルのオンライン診療を利用しましょう。

オンライン診療

近年、オンライン診療を利用してアフターピルを処方してもらうことが可能になっています。

自宅にいながらスマホやパソコンを使って5~10分ほどの診察を受け、薬を配送してもらうことができるため、忙しい方や近くに産婦人科がない方にとって便利です。

診察料や送料はかかりますが、5,000円~10,000円程度で利用可能なクリニックが増えています。

配送されるまでに時間がかかるため、余裕を持って申請することが重要です。

関東圏・都内23区の場合は1時間でアフターピルが手元に届くサービスがあるオンラインクリニックもあります。

ピルクリニック編集部

基本的には、18時までに診療・決済を行えば最短翌日に届く場合が多です。時間に要注意です。

一部の薬局

一部の薬局では、アフターピルの医師の診療なし・処方箋なしで購入できる試験的な販売を行っています。

国が主導している研究の一貫のため、対象外の薬局では、処方箋が必要です。

現時点では、全国では145施設で購入が可能です。(詳しくは、緊急避妊薬試験販売公式サイト

ただし、研究目的での試験的販売のため、薬局への事前連絡・研究への協力が必須、対象条件などがあるため、事前の確認が必要です。

ピルクリニック編集部

ドラックストアは2店舗、そのほか薬局は143店舗が対象です。

アフターピルが必要な時はオンライン診療がおすすめ!

アフターピルが必要な場合、オンライン診療は最も手軽で便利な選択肢の一つです。

オンライン診療の利用には、病院に行く必要がなく、スマホやパソコンから簡単に診察を受けられるという利便性があり、特に忙しい方や近くに医療機関がない方には大変おすすめです。

ピルクリニック編集部

ここでは、オンライン診療がなぜおすすめなのか、その理由を解説します。

アフターピルオンラインおすすめ人気7選!安全で即日に届くピルはどれ?【値段比較】

時間と場所を選ばない

アフターピルのオンライン診療は、自宅や自宅外でも簡単に診察を受けることができるため、急ぎでアフターピルを必要とする場合に非常に便利です。

特に、診療時間外でも対応しているオンラインクリニックもあり、24時間いつでも診察を受けられるケースも多いため、時間に縛られずに対応できます。

ピルクリニック編集部

旅行先などでトラブルが起こってしまった場合にも便利です。

診察と薬の配送が迅速に行える

多くのオンライン診療サービスでは、診察を終えた後、速やかに薬を配送してもらえるため、病院に行く時間が取れない人や、近くに産婦人科がない方でも迅速にアフターピルを受け取ることが可能です。

配送方法もさまざまで、最短翌日に届くなどスピーディーな対応をしているクリニックも多いです。

ピルクリニック編集部

一部のオンラインクリニックでは、関東圏・都内23区内であれば最短1時間でピルが手元に届くサービスも行っているため、エリア内であれば緊急の対応もしてもらえます。

プライバシーが守られる

病院での診察に比べて、プライバシーが守られるという点もオンライン診療の大きなメリットです。

特にアフターピルの処方に関しては、対面での診察が恥ずかしいと感じる方にとって、オンライン診療は安心して利用できる手段です。

自宅で診察を受けられるため、他人と顔を合わせる必要がなく、プライバシーを保ちながら避妊対策を行えます。

ピルクリニック編集部

電話診療などは医師に顔を見せずに診療ができます。また、送られてくるピルも内容がわからない梱包で配送されるなど配慮されています。

アフターピルを服用しても避妊に失敗してしまうケースとは?

アフターピルは、妊娠回避率が99%~98%と緊急避妊薬として非常に高い効果を持っていますが、服用しても完全に避妊を保証するわけではありません。

特に服用タイミングや体調、その他の要因が影響し、避妊が成功しないケースが存在します。

ここでは、アフターピルを服用しても避妊に失敗してしまう可能性について詳しく解説します。

ピルクリニック編集部

アフターピルは、妊娠の確率が高くなる排卵日付近(いわゆる危険日)を考慮した妊娠阻害率は80%程度と言われており、確実に妊娠を避けられる手段ではないことに要注意です。

アフターピルを服用しても失敗することは実際にある?

はい、アフターピルを服用しても失敗することはあります。

アフターピルは、服用タイミングが遅れた場合や、ピルが効かない場合、避妊に失敗することがあります。

他にも例えば、以下のような状況が考えられます。

  1. 服用タイミングが遅れた場合: アフターピルは、性行為後早く服用すればするほど効果が高いです。例えば、レボノルゲストレル(一般的なアフターピル)は72時間以内、エラ(ウリプリスタル)は120時間以内に服用することが求められていますが、この期間を過ぎると、妊娠を防ぐ効果が大幅に減少します。
  2. 排卵がすでに起こっていた場合: アフターピルの主な役割は、排卵を遅らせることです。しかし、服用時点ですでに排卵が起こっている場合、妊娠を防ぐ効果は低くなります。これが、アフターピルを服用しても失敗する理由の一つです。
  3. 体重や体調が影響する場合: 体重が重い人や、特定の薬を服用している人は、アフターピルの効果が減少することがあります。特に、80kg以上の体重がある場合、レボノルゲストレルの効果が低下するとの研究結果もあります。
ピルクリニック編集部

排卵が起こっていても避妊を回避できる確率は80%程度です。

アフターピルの服用で避妊に成功しているかはどうわかる?

アフターピルを服用後、避妊が成功しているかを確かめるためには、次の月経周期に注意することが重要です。

通常、アフターピルを服用した後、次の生理が来るタイミングや様子に変化が見られることがあります。

避妊が成功したかどうかを確認する方法として、以下のポイントに注目してください。

  1. 月経の遅れ: アフターピルを服用した後、次の月経が通常より早く来たり、遅れたりすることがあります。もし月経が1週間以上遅れた場合、妊娠の可能性があるため、妊娠検査薬で確認することをおすすめします。
  2. 妊娠検査薬での確認: アフターピルを服用した後でも、避妊に失敗している可能性が心配な場合、性行為から3週間後に妊娠検査薬で確認することが効果的です。市販の検査薬で妊娠の有無を簡単に確認できます。
  3. 服用後の体調に変化がないか: アフターピルを服用した後、吐き気や頭痛、軽度の出血などの副作用が一時的に見られることがあります。これらは避妊の成功を示すものではありませんが、通常の副作用ですので、次の月経や妊娠検査薬を使って確実な結果を確認しましょう。
ピルクリニック編集部

妊娠検査薬で陽性となった場合には、すぐに近くの産婦人科を診察しましょう。

アフターピル(緊急避妊薬)に関するよくある質問

アフターピルに関しては、価格や購入方法、支払いについてさまざまな疑問が寄せられます。

ピルクリニック編集部

ここでは、アフターピルに関連するよくある質問を解説します。

アフターピルの平均金額はいくらですか?

アフターピルの平均金額は、種類や購入場所によって異なりますが、一般的には8,000円~15,000円程度が相場です。

例えば、レボノルゲストレルという一般的な緊急避妊薬は、オンライン診療やクリニックで8,000円~11,000円程度、より効果の持続するエラワンは9,000円~20,000円ほどで購入可能です。

費用は診察料込みの価格が多く、クリニックやサービスによって異なります。

アフターピルが安い理由はなんですか?

アフターピルが安い場合、その理由として後発薬(ジェネリック)が使われていることが挙げられます。

後発薬は、効果が先発薬と同じでありながら、研究開発費がかからないため価格が低く抑えられる傾向があります。

また、オンライン診療の普及により、クリニックに足を運ばずに手軽に処方してもらえるため、クリニックのコスト削減が価格に反映されることもあります。

アフターピルはどこで買うべき?

アフターピルは、産婦人科やオンライン診療、または一部の薬局で購入可能です。

急ぎの場合は、オンライン診療が便利であり、24時間対応しているクリニックもあります。

送料や診察料を含む価格を事前に確認することが大切です。

また、クリニックでの対面診療では、直接医師に相談できるため、安心して服用できるというメリットもあります。

アフターピルは男が払うもの?

アフターピルの費用負担については、特に法的な決まりはありませんが、避妊に関してはパートナー間での話し合いが大切です。

避妊に失敗した場合、アフターピルの処方にかかる費用を男女で協力して負担するのが理想的です。

特に、避妊が男性の責任で失敗した場合は、アフターピルの費用を男性が負担することも一般的な配慮とされています。

ただし、アフターピルの処方には女性側の診察が必須となっており、女性自身がクリニックに行く必要があります。

緊急避妊ピルを飲むのは早ければ早いほどいいですか?

はい、アフターピル(緊急避妊薬)は早ければ早いほど効果が高いです。

特に、性行為後24時間以内に服用することで最も高い避妊効果が得られます。

服用が遅れると避妊効果が低下し、72時間以内(レボノルゲストレル)や120時間以内(エラワン)が服用のタイムリミットです。

アフターピルの副作用は?

アフターピルの副作用には、吐き気、頭痛、めまい、倦怠感などがあります。

また、一時的に月経周期が乱れることもありますが、通常は一時的で重大な問題を引き起こすことは少ないです。副作用の強さは人によって異なります。

緊急避妊ピルを使った後、次の生理はいつですか?

アフターピルを服用した後、次の月経は通常のタイミングよりも早まるか、遅れることがありますが、1週間以上遅れた場合は妊娠の可能性があるため、妊娠検査薬で確認することをおすすめします。

ピルの種類によっても異なりますが、1週間以内の遅れは正常とされています。

オンライン診療と病院での処方はどっちが安い?

一般的に、病院とオンライン診療で価格に大きな差はありませんが、オンライン診療のほうが安い場合もあります。

オンライン診療では、クリニックまでの交通費がかからず、診察料や送料も含めた総額が安くなることが多いです。また、低用量ピルとの併用購入などで費用が割引となることもあります。

病院での対面診察では、診察料、処方箋料や交通費が別途かかるため、やや高くつく可能性があります。

アフターピルと低用量ピルの違いは何?

アフターピルは、緊急避妊用のピルであり、性行為後に妊娠を防ぐために服用します。

一方、低用量ピルは、長期間にわたって定期的に服用し、月経周期のコントロールや避妊を目的としています。

低用量ピルはホルモン量が少なく、長期的に使用できる一方で、アフターピルはホルモン量が多く、緊急時の一時的な使用に限られます。

アフターピルは保険適応にならない理由は?

アフターピルは緊急避妊薬として使用され、避妊に関する医療行為は保険適用外とされています。

日本の保険制度では、避妊目的の治療は自己負担が原則であるため、アフターピルも例外ではありません。これにより、全額自己負担での購入が求められます。

アフターピルを処方してもらうには保険証が必要?

アフターピルは保険適用外のため、保険証は必要ありません

ただし、医療機関によっては、診察の際に身分証明として保険証の提示を求めることがあるため、念のため持参することが推奨されます。

オンライン診療の場合は、保険証なしでも処方が可能です。まとめ

アフターピルの値段に関する参考文献

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